|
|
選手宣誓する高松の岡本主将 |
和歌山市の学童軟式野球新人大会が6日、 各地で開幕した。 球春を待ちわびたファンも多く駆け付け、 雑賀球場では第15回和歌山市長杯争奪西支部新人野球大会、ノーリツ鋼機グラウンドで、第39回和歌山市軟式野球連盟学童部北支部新人大会兼第12回(株)松源杯争奪野球大会、 北島球場でも第36回和歌山市軟式野球連盟学童部東支部新人大会兼第26回和歌山東南ロータリー旗争奪野球大会が一斉に始まり、約1000人が熱戦を繰り広げた。しんぽう写真館はこちらから
雑賀球場で行われた西支部の開会式では、 各チームが元気よく入場、 西井正敏支部長が 「仲間と共に、 練習の成果を思い切り出して、 春の大会に向けて自分を磨いてください。 元気いっぱいのプレーを期待しています」 とあいさつした。 選手を代表して高松少年野球クラブの岡本拓也主将(11)が 「たくさんのライバルと交流の輪を広げ、 野球の素晴らしさを教えてくれる監督やコーチ、 応援してくれるお父さん、 お母さんに感謝し、 最高の仲間と野球ができる喜びを感じ、 最後まであきらめずプレーします」 と宣誓した。
◇西支部
吹上
000000
1152×
今福
(5回コールド)
開会式後に行われた開幕戦は、 吹上と今福が対戦した。 今福は初回、 先頭の山本が右前打で出塁し、 すかさず2盗に成功。 藤田の打球が内野失策を誘うと、 すきを突く好走塁で一気に生還した。 2回には1死から大屋が四球を選び2盗を決め、 相手投手の暴投で3塁へ進塁。 ここで鈴木が中前適時打を放ちリードを広げた。 3回は4長短打に3つの盗塁で一挙に5点を追加。 足を絡めた起動力野球で試合を決定付けた。 投げては先発野崎が4回を1被安打6奪三振と好投。 後を継いだ射場も1回を抑え快勝した。
今福の野崎友志主将 (11)は 「声が出ていて守備もよくできていた。 次の試合も根性で勝ちにいく」 と力強く話した。
野崎
0000000
00001×1
野崎西
北支部の野崎西と野崎の試合は、 序盤から両投手の一歩も譲らない力投が続き、 無得点で迎えた5回裏、 野崎西が均衡を破った。 2死から近藤が内野安打で出塁し、 続く長瀧の左前打で1、 2塁。 次打者松本は内野失策を誘い満塁の好機をつくると、 西の打席で2塁へのけん制球が失策となり、 待望の先制点を奪った。 最終回には2死3塁のピンチを招いたが、 先発島本の気迫の投球で難を逃れた。 島本は打たせて取る投球で6回を2被安打1四球。 完封勝利を収め、 チームの勝利に貢献した。
野崎西の長瀧丞主将(11)は 「みんな調子が良かったと思う。 次の試合は3点ぐらい取ってピッチャーを楽にしてあげたい」 と意気込んだ。
西和佐
005207
000000
和佐
(5回コールド)
東支部で行われた西和佐と和佐の試合は、 3回表、 西和佐が1死から森本の左前打で出塁。 小栗、 紀川が連続四球で満塁とし、 迎える森は内野ゴロに倒れたが、 3塁走者森本が俊足を生かして本塁を陥れた。 さらに茂内の右前適時打で2点を追加。 流れに乗った西和佐打線はこの回打者一巡の攻撃で5点を奪った。 4回には安打に相手失策も絡み2点を加え、 試合を決めた。 投げては先発森本が安定したコントロールと球威のある直球で4回を8奪三振と絶好調。 継投の紀川もしっかり抑え、 次戦の三田戦に駒を進めた。
好投をみせた森川季幹投手 (11) は 「落ち着いて投げることができた。 三田とは2回やって1勝1敗。 力を出し切って勝ちたい」 と語った。
試合結果は次の通り。
【西支部】 〔A級〕 ◇1回戦=今福9―0吹上▽和歌浦2―1雄湊◇2回戦=宮前8―0砂山▽名草8―1高松▽雑賀7―0今福▽和歌浦3―1広瀬 〔B級〕 ◇リーグ戦=雑賀4―3和歌浦▽雑賀7―2名草▽和歌浦5―4名草 〔C級〕 ◇1回戦=雄湊7―0広瀬▽宮前31―0和歌浦▽雑賀9―1名草
【北支部】 〔A級〕 ◇1回戦=松江5―1有功◇2回戦=楠見東8―2湊▽西脇2―1山口▽直川7―0鳴滝▽紀伊18―0川永▽八幡台6―0楠見▽木本9―2福島▽野崎西1―0野崎▽貴志16―0松江 〔B級〕 ◇リーグ戦=木本3―1貴志▽西脇1―0楠見 〔C級〕 ◇1回戦=貴志17―0木本▽野崎西11―7楠見▽西脇2―1紀伊▽直川12―0山口
【東支部】 〔A級〕 ◇1回戦=山東15―4岡崎▽三田8―1宮▽西和佐7―0和佐▽小倉7―0安原▽新南大新9―2太田 〔B級〕 ◇リーグ戦=小倉7―0四箇郷▽小倉6―2山東▽四箇郷5―1山東 〔C級〕 ◇1回戦=太田5―1宮
|
03.スポーツ - 同カテゴリの記事
|