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40人いる和歌山市議会議員のうち10人が4月の選挙には立候補せず、 現在開会中の2月定例議会を最後に引退する。 8日までに終了した代表質問と一般質問には、 引退する議員のほとんどが登壇。 議員生活を振り返りつつ関係者や同僚議員らに感謝の言葉を述べた。 支援者らが傍聴に訪れることも多く、 さながら卒業式のような雰囲気になった。
今議会で引退するのは、 浅井武彦、 井口弘、 寺井冨士(市民クラブ)、 中嶋佳代、 中橋龍太郎(公明党議員団)、 メ木佳明、 東内敏幸(民主クラブ)、 浦哲志、 森田昌伸(新和クラブ)、 大艸主馬(日本共産党市議団)の10議員。 壇上では感極まって涙を流す議員もおり、 大橋建一市長は 「思わずもらい泣きしてしまいました」 と述べるなど、 ハンカチで目をぬぐうことが多い本会議になった。
一般質問最終日の8日、 大トリで登壇した井口議員は、 7期28年で歴代市長と議論を交わしたことが思い出になっているとし、 「多くの人に支持や教えをいただきました。 皆さんの助けがあって議員を務めることができました。 感謝したいです」と支持者に感謝。 また、 立候補を予定している現職議員に対しては 「再び当選し、 市の発展のために議論してくれることを願っています」 とエールを送った。
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