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手を挙げて渡る子どもたち |
県警本部と和歌山北署は、和歌山市楠見の紀の国大橋の高架下、楠見中児童遊園近くの国道26号側道に押しボタン式の歩行者用信号を設置した。9日、近くの市立楠見小学校の児童が信号を点灯し、運用が開始された。
同所は、同小や市立楠見中学校の通学路にもなっている。南北に車道が走り、横断歩道はあるが信号はなかった。自転車に乗った子どもが横断歩道を渡ろうとして車にはねられる事故もあったといい、近くに子どもの遊ぶ児童遊園があることなどから、数年前から地元住民が同署へ要望していた。
下校していた児童は、「わ~ついたんや」「新しいな」と声を上げ喜び、元気よく手を挙げて渡っていた。
同小2年の中山潤君(8)は「ぴかぴかできれい。渡る時に車が止まってうれしい」、児童の登下校をほとんど毎日見守っている、子育て支援ネットワーク楠見の上道博好さん(69)は「子どもを渡らせようと思っても、無理矢理突っ込んでくる車もあった。安全に通れるようになって安心です」と話していた。
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