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はんわライナーの最後の雄姿 |
JR西日本のダイヤ改正により廃止となる 「はんわライナー」 が11日、ラストランを飾り26年の歴史に幕を閉じた。
はんわライナーは、JR阪和線のホームライナーとして昭和59年から運行。和歌山駅~天王寺駅間を平日の朝夕の通勤タイムのみ、走行していた。使用されていた381系の車両は、クリーム色に朱色のラインが入った、今では珍しい 旧国鉄色 。同じ車両を使っていた大和路線のやまとじライナー(大阪~奈良)も同時に廃止となり、JR西日本からホームライナーが姿を消した。381系の車両は、福知山線で一時的に運行され、その後廃車となる予定。
11日午後11時17分、はんわライナーの下り最終は、当初5番線を予定していたところ、大津波警報による列車遅延の影響で、2番線に到着。約20人のファンが有終の美をカメラに納めていた。
25年ほど前から鉄道ファンの和歌山市西浜の会社員、野志幸史さん(28)は、「乗車券にプラス310円で確実に乗れるので、よく利用していました。もともと特急車両の 『くろしお』 として、この色で走っていた面影が思い出される。列車が見られなくなるのは寂しい」 と話していた。
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