2011年03月13日

00.社会

「はんわライナー」がラストラン

はんわライナーの最後の雄姿

はんわライナーの最後の雄姿

JR西日本のダイヤ改正により廃止となる 「はんわライナー」 が11日、ラストランを飾り26年の歴史に幕を閉じた。

はんわライナーは、JR阪和線のホームライナーとして昭和59年から運行。和歌山駅~天王寺駅間を平日の朝夕の通勤タイムのみ、走行していた。使用されていた381系の車両は、クリーム色に朱色のラインが入った、今では珍しい 旧国鉄色 。同じ車両を使っていた大和路線のやまとじライナー(大阪~奈良)も同時に廃止となり、JR西日本からホームライナーが姿を消した。381系の車両は、福知山線で一時的に運行され、その後廃車となる予定。

11日午後11時17分、はんわライナーの下り最終は、当初5番線を予定していたところ、大津波警報による列車遅延の影響で、2番線に到着。約20人のファンが有終の美をカメラに納めていた。

25年ほど前から鉄道ファンの和歌山市西浜の会社員、野志幸史さん(28)は、「乗車券にプラス310円で確実に乗れるので、よく利用していました。もともと特急車両の 『くろしお』 として、この色で走っていた面影が思い出される。列車が見られなくなるのは寂しい」 と話していた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif