2011年03月14日

00.社会

岩橋の防災訓練に2倍の参加者

服と竹を使った簡易担架の作り方を学ぶ参加者

服と竹を使った簡易担架の作り方を学ぶ参加者

和歌山市岩橋の8自治会などでつくる 「岩橋防災ネットワーク」(森繁孝会長)は13日、地元の岩橋文化会館周辺で防災訓練を実施。当初は自治会長など各地区のリーダーを中心に約50人で行う予定だったが、倍近い約90人が参加し、防災への関心の高まりがうかがえた。

昨年8月、10月に続いて3回目の訓練。東消防署と西和佐消防分団の協力で、応急手当てや、ごみ袋を使った防寒具作り、アルファ米の試食などを行った。簡易担架を作る講習では、服の両袖に竹の棒を通して作る方法や、毛布1枚で作る方法を学び、参加者は作った担架に実際に乗って、その丈夫さを体験した。森会長によると、岩橋は山の斜面や沼地だった土地に家が建っており、災害に対して弱い地域だといい、「今後も訓練を続けていくので、危険個所だという意識を持って参加してもらいたい」 と話していた。





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