2011年03月15日

00.社会

和医大で卒業式

答辞を述べる池田さん

答辞を述べる池田さん

和歌山市紀三井寺の県立医科大学(板倉徹学長)で15日、卒業式が行われ、卒業生と大学院修了生合わせて189人が医療人としての一歩を踏み出した。

式は講堂で行われ、卒業生たちは華やかな晴れ着やスーツ姿で出席。在校生代表の保健看護学部3年、高川弥生さんは 「先輩たちがくれた優しさや思いやりを後輩に伝えていきたい」 。卒業生を代表して医学部の池田浩子さんは、教員、友人、家族など、これまで支えてくれたすべての人に感謝し、 「医大の卒業生という誇りを胸に地域、日本、世界の医療を支えてまいります」 と答辞を述べた。

板倉学長は多くの犠牲者を出している東日本大震災に触れ、 「いかなる医療関係に従事しようとも、人命救助のために自身の生活を犠牲にしてでも貢献する強い意志を持ってほしい」 と式辞。来賓の仁坂吉伸知事は 「記章の誇りを決して忘れることなく、どの地域でも人々の命を守るために活躍して」 と卒業生に呼び掛けた。

ことしの卒業生は医学部61人、保健看護学部78人の計139人。大学院修了生は医学研究科博士課程11人、同科修士課程12人、保健看護学研究科修士課程17人、助産学専攻科10人の計50人。式ではほかの模範となる優秀な生徒として、知事表彰が医学部の早川亜衣さんと保健看護学部の岡田朋佳さん、学長表彰が医学部の池田浩子さん、保健看護学部の岡田夏季さんに贈られた。





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