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中庭で行われたお別れ式に臨む児童 |
和歌山市の公立小学校で18日、一斉に卒業式が行われ、3399人が6年間過ごした学びやを巣立った。
4月から和歌山市栄谷の新興住宅地「和大学園ふじと台」の市立藤戸台小学校と分離する、同市栄谷の市立貴志小学校(岩西英明校長)では、113人が卒業。同校は市内最多の861人が在校しており、全員が体育館には入り切れないため、卒業証書授与式に先駆けて、1年から4年生は中庭で卒業生を見送る「お別れ式」を行った。
在校生は「ご卒業おめでとうございます」と力いっぱい声を張り、学校行事での先輩との思い出をそれぞれの学年で振り返った。卒業生代表の谷口雄大君は「小学校生活は大切な宝物。在校生の皆さんには受け継いできた貴志小学校の伝統を守り、藤戸台小学校の歴史を築いてほしい。立派なリーダーとして活躍してください」と謝辞を述べた。
卒業生は在校生によるリコーダーの演奏で送り出された後、5年生と共に卒業式に臨んだ。
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