2011年03月25日

00.社会

宮北地区でシニアエクササイズの会発足

発足を喜ぶ子ども見守り隊の中嶋隊長

発足を喜ぶ子ども見守り隊の中嶋隊長

和歌山市納定の宮北地区公民館(酒井良政館長)など5団体は26日、高齢者運動教室を開く「みやきたシニアエクササイズの会」を発足させる。同地区の子ども見守り隊員の高齢化による体力低下を懸念し、和歌山大学の本山貢教授が考案した「筋トレ&脳トレ シニアエクササイズ」を取り入れ、介護予防の運動も兼ねて広く参加を呼び掛けていく。

同地区では、平成18年に子ども見守り隊(中嶋滋隊長)が発足。隊員の高齢化により会員数が減り続けており、「何か対策はないか」と本山教授のシニアエクササイズを学ぶことを提案。同エクササイズの指導者の養成講座を修了した4人が講師を務める。

同地区に住む60歳以上を対象に毎週土曜午後4時から、市立宮北小学校体育館で1時間半程度。エクササイズは、踏み台やマットなどを使ったスローな運動が中心となる。中嶋隊長(60)は「この体操を知ったらみんなで寝たきりを防げる。家に閉じこもらんでもいい」と話している。

シニアエクササイズの会は、宮北地区公民館、宮北民生児童委員協議会の2団体のほか、 共催として同地区連合自治会、宮北ときわクラブ連合会、同地区婦人会の3団体が加わり運営。高齢者が生活する上で、自由に好きな所に行ける状態を維持することを最大の目的とする。 また、 一人で続けるのは困難なため、体操を通して仲間との触れ合いを楽しんでもらいたいという思いも込められている。

問い合わせは宮北連絡所(TEL073・471・2218)。





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