2011年03月26日

03.スポーツ/06.特集/第83回センバツ高校野球

髙嶋監督が60勝! 智弁が猛打で佐渡を圧倒

6回智弁2死1、 2塁、 山本が右前に適時打を放つ

6回智弁2死1、 2塁、 山本が右前に適時打を放つ

第83回選抜高校野球大会4日目は26日、 西宮市の阪神甲子園球場で1回戦3試合があり、 第1試合で智弁と21世紀枠の佐渡(新潟)が対戦。 初回に4番宮川の適時打などで2点を先制し、 6回には満塁の好機から3番道端が走者一掃の3塁打を放つなど4点を追加して引き離した。 守っては先発の青木がキレのある直球とスライダーを低めに集める丁寧な投球で3者連続を含む12奪三振の好投を披露し、8―1で初戦を突破した。 この勝利で髙嶋仁監督は甲子園通算60勝となった。

TEAM123456789
智弁和歌山2000041108
佐 渡0001000001

[智]青木、古田―道端[佐]鎌田―渡部

智弁は初回、 相手投手の立ち上がりを攻め、 死球と単打などで1死1、 3塁の好機を演出し、 宮川が外角に入ってきたスライダーを力一杯引っ張って内野安打とし1点先制。 さらに2死1、 3塁で中村が中前に適時打を放って1点を加えた。

追加点が欲しい6回には、 2死から川崎の中前打などで1、 2塁とし、 続く山本が右前適時打で1点。 なおも満塁として道端の走者一掃の中越え3塁打で3点を加え、 7、 8回にも1点ずつ追加し、佐渡を突き放した。

青木は、 4回に連続長短打で1点を返されるも、 130キロ台後半の力強い直球とスライダーを組み合わせて的を絞らせない投球で8回まで12奪三振の力投を見せた。

2回戦、 智弁は7日目第3試合で光星学院(青森)と対戦する。

髙嶋監督 (60勝達成は)意識していなかったが、 選手からウイニングボールをもらったので、 ありがたく受け取った。 試合は、 中盤に打ちあぐねていたので右方向を意識するように指示した。 それがいい結果に結びついた

中村恒星主将 髙嶋監督が、 甲子園通算60勝を達成できてよかった

道端俊輔捕手 前半はリード面で迷惑を掛けた。 3塁打は 「ヒットを打てたらいい」 という気持ちで打席に入った

青木勇人投手 立ち上がりは球速を気にするあまり力んでしまったが、 4回以降は良くなった

山本隆大外野手 逆方向を狙っていたが、 インコースにきたので思いっ切り引っ張った。 ベンチを見ると監督が手をたたいていたのでよかった





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