2011年03月29日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

東海南、野上中学校が義援金寄付

東日本大震災の被災者を支援するため、海南市と紀美野町の中学生たちも熱心に義援金の募金活動に取り組んでいる。

海南市野上中の市立東海南中学校(小畑一校長)の生徒たちは24日、市役所野上支所を訪れ、約4万7000円を寄付した。同校では、生徒からの意見を募集する「目安箱」を校内に設置しており、「義援金を送ろう」という意見があったのがきっかけという。生徒会執行部を中心に各クラスに募金を呼び掛け、生徒がおこづかいの一部を使ったり、教師や保護者たちも協力した。

この日は生徒会の畑山巧樹会長、久保田貴之副会長、湯川実佐副会長、中田千尋書記の4人が訪問。畑山会長は「自分たちと同じ年齢の子が苦しんでいると思うと、少ない金額の義援金でも役立ててくれたらうれしい」と話していた。

「被災地で役立ててほしい」と生徒会執行部の皆さん(東海南中) - 東海南、野上中学校が義援金寄付
「被災地で役立ててほしい」と生徒会執行部の皆さん(東海南中)

町役場に義援金を届ける生徒ら(野上中) - 東海南、野上中学校が義援金寄付
町役場に義援金を届ける生徒ら(野上中)

紀美野町下佐々の町立野上中学校(道下雄三校長)の生徒会メンバーたちも24日、町役場を訪問し、集めた義援金約25万7100円を寄付した。同校では生徒会と育友会で「自分たちに何ができるか」を検討し、16日から義援金を募ってきた。正面玄関に募金箱を設置し、生徒や職員、地域住民に協力を呼び掛けた。この日は生徒会の岩橋唯会長、久保英樹副会長、栗林美樹副会長の3人が訪問し、町教委へ思いを託した。

岩橋会長と大西彩月書記、唐門佑会計は「被災地ではご飯などが足りないと聞きました。このお金でそういったすぐに使えるものに使ってもらえれば」と話していた。今後も引き続き、義援金を募っていく。





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