2011年03月31日

00.社会/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

被災したペット救援へ、臨床獣医師会が募金

和歌山市臨床獣医師会

募金を呼び掛ける川村会長

東日本大震災で、人と同じく被災した犬、猫などのペットを支援しようと和歌山市臨床獣医師会(川村哲夫会長)は、募金活動を始めた。

病気やけがに苦しんだり、飼い主と離れて救護されているペットのために、医療従事者として何かできることはないかと同会の24病院が協力。各病院に募金箱を設置している。

募金は岩手県中心に送る予定にしているものの情報は乏しい。まだ被災地側は支援を受け入れられる状態ではないといい、川村会長は 「被災者の人たちの生活が落ち着いて動物に対してのニーズが出てきたら、必要とするものを購入して送るなど適切に対処したい」 と話している。

また同会は、ペットの災害時対策として▽犬の登録と狂犬病ワクチンの接種▽首輪に迷子札やマイクロチップを使用するなど身元確認の準備や動物の写真を準備▽各種ワクチンの接種やフィラリア症、ノミやダニの予防▽他人に迷惑を掛けないしつけ▽動物用避難袋(最低三日分の食事、常備薬)の準備など、 日ごろからの心掛けが大切としている。

同会は市保健所が行っている集合狂犬病予防注射でも募金活動を行う。4月11日から22日まで。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事


その他の特集






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif