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スペースティーチャーの皆さんと戸塚教授 |
宇宙を題材にした教育を発信する「JAXAスペースティーチャー和歌山」が31日、正式に発足した。
県庁で委嘱式が行われ、山口裕市県教育長から、「JAXA教師のためのスペース・プログラム」を受講した男性教職員9人、事務局長として和歌山大学観光学部の戸塚敦子特任教授に委嘱状が手渡され、しっかりと握手を交わした。
山口教育長は「宇宙はさまざまな切り口があり、新しい世界観が開かれていく。心を一つにして日本の子どもたちのために力を注いでいってほしい」とあいさつ。戸塚教授は今後の見通しとして、「子どもたちの心に火を付けるには、まず先生が燃えないといけない」とし、それぞれの教諭の経験に基づいたプログラムをインターネットや現場に発信していくとした。
和歌山市の新興住宅地ふじと台に新設された市立藤戸台小学校に赴任する成戸秀和教諭(33)は「(宇宙を)一つの教材に、科学に親しみを持ってもらえるよう成果を残していきたい」と意気込んでいた。
9日には同市西汀丁の市勤労者総合センターで、委嘱後初めての学習会が開かれる。スペースティーチャーで県教委の戸川定昭さんが講師となり、「国際宇宙ステーションでのコミュニケーションについて」と題して講演する。スペースティーチャーに委嘱された教職員は次の皆さん。
成戸秀和、谷所正崇、藤木郁久、中敏貞、塩崎智哉、葺石浩恭、奥上将光、西岡健太郎、戸川定昭
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