2011年04月03日

00.社会

NZ地震で被災した土橋さんのお別れ会

祭壇に献花する参列者

祭壇に献花する参列者

ことし2月22日に発生したニュージーランド地震で、現地クライストチャーチ市の語学学校「キングスエデュケーション」で被災し、亡くなった土橋あすかさん=紀の川市貴志川町長原=を追悼する「お別れ会」が2日、和歌山市七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で開かれ、友人らが別れを惜しんだ。

式には、中学、高校の友人らと親族合わせて約150人が出席。会場内には、ナース服やフルート、幼少時代の写真など思い出の品が展示され、参列者はチューリップを献花した。追悼映像では、現地の救出活動や黙とうをささげる現地住民の場面が映し出された。

中学高校の同級生を代表しスピーチした女性は「吹奏楽部でみんなの演奏を支えて頑張ってくれました。思い出は心の中にとどめています」。あすかさんの父・保文さんは「こんなにたくさんの方に集まっていただき、あすかも喜んでいると思います」とし、東日本大震災にも触れて「私と同じ思いの人が2万人も3万人もいると思うと胸が苦しく思います」と述べた。





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