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力強く選手宣誓を行う吹上・北谷主将 |
第42回和歌山市軟式野球連盟学童部春季大会が3日、 開幕した。 東日本大震災の被災地を野球を通して応援する気運が各チームで高まる中、 毛見の紀三井寺球場で行われた開会式には、 A級からC級まで72チーム980人が参加。 選手を代表して吹上の北谷壮太郎主将が、 大会ができる喜びと感謝を交えながら 「今、 東北地方では一生懸命野球に取り組んできた友達が試合や練習ができない状況にある。 一日も早い復興を願い元気と勇気を与えられる全力プレーで頑張る」 とエールを込め力強く宣誓、 熱戦の火ぶたが切られた。 しんぽう写真館はこちらから
開会式には、 市内各小学校の校長らも駆けつけ、 前回A級優勝の西脇を先頭に、 元気よく入場する全選手の行進を見守った。 東日本大震災とことし2月に亡くなった学童部教育担当で元名草代表の故元平修さんの追悼として全員が黙祷、 国旗の掲揚も半旗とされた。
学童部の田上英勝部長は被災地への義援金活動を報告し 「私たちのできることをしっかりやろう。 試合でも最後まであきらめないでベストを尽くそう」 と激励。 香山正人大会長も 「選手が小遣いを我慢して義援金にしたことを知り感銘を受けた。 これからもスポーツに学業に精いっぱい励み、 将来の担い手となる皆さんの成長に期待する」 とした。
恒例の行進賞には安原、 広瀬バンビ、 野崎が選ばれ、 安原と広瀬は2年連続、 野崎は1昨年に続いての受賞となった。 試合数はA級の3位決定戦を含め70試合で、 初日の結果は次の通り。
【A級】◇1回戦=新南大新12―0湊▽木本8―2名草▽和歌浦10―1和佐▽三田8―0野崎▽紀伊7―0高松▽小倉1―0松江▽山口6―3宮前▽楠見10―0岡崎
【B級】◇1回戦=貴志11―1山東▽西脇3―3小倉(西脇の抽選勝ち)▽木本10―6四箇郷▽雑賀6―5楠見
【C級】◇1回戦=野崎西5―4三田▽木本12―5砂山▽雑賀11―1山口▽直川7―0太田
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