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桜の下を歩く参加者 |
平成27年に開かれる 「紀の国わかやま国体」 に向けて、 主会場となる紀三井寺陸上競技場近くの遊歩道を美しくしようと6日、 名草や内原など周辺地区のボランティア団体が集まり、 「2015年開催和歌山国体に向け緑道活性化委員会」 (鎌田冨士夫代表) を発足した。 それに伴い同日、 遊歩道を歩くイベント 「さくらを見ながらみんなでウォーク」 を開き、 約200人の住民が参加した。
JR紀三井寺駅から同競技場などをつなぐ遊歩道(約2・5キロ)は、 和歌山西署や付近住民がこれまでにも、 樹木を伐採したり、 パトロールするなど安全に利用できるよう取り組んできた。 今回は国体に向けて住民の力を合わせようと、 同会を結成。 これを機に、 今一度危険な場所がないかを歩きながら確認してもらおうと、 イベントを企画した。
この日、 参加した子ども連れらは、 満開の桜の下で春の訪れを感じていた。 ウオーキング後、「ガーデンホテルはやし」 (同市紀三井寺)に集まり意見交換会が開かれ、 遊歩道や付近に車や単車が放置されているのが気になる▽木が茂り過ぎて照明灯が地面を照らしにくい▽あいさつ運動をしたらどうかなどさまざまな視点からの意見が出た。このほか、 「トイレの数を増やすべき」 「緑道の柵が傷んでいる」 という意見もあり、同会は今後、それらをまとめ、各自治会へ呼び掛けたり、 県や市へ提案していく。
鎌田代表(73)は 「緑道を愛している人たちで、 和歌山を訪問してくれる方が 『もう一度来たい』 と思うきれいな通りにしていきたい」 と話している。
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