2011年04月08日

00.社会

和北Jr.の3人娘 フェンシング国際大会で快挙

優勝、準優勝、3位と快挙を達成した3人娘(左から晟良さん、莉央さん、福塚さん)

優勝、準優勝、3位と快挙を達成した3人娘(左から晟良さん、莉央さん、福塚さん)

先月26、27の両日、ドイツのハレ市で開かれた 「第18回国際ケーニヒ杯フェンシング大会Bユーゲントの部」 (小学生女子)で、和北ジュニアクラブの東晟良(せら)さん(11)が優勝、 姉の莉央さん(12)が準優勝、 福塚世帆(ときほ)さん(10)が3位と快挙を成し遂げた。 初めての国際大会で健闘した3選手の今後の活躍に期待が膨らむ。

同部の出場者は38人。 決勝戦は、 晟良さんと莉央さんの姉妹対決となった。 普段の練習では莉央さんの方が勝率が高いが、 初めての国際大会からか莉央さんは 「緊張気味だった」 と決勝戦を振り返る。 一方、 妹の晟良さんは 「プレッシャーは感じなかった」 と落ち着いた状態で試合に挑んだ。 互いを知りつくした者同士の戦いは、 10対7で晟良さんに軍配が上がった。 大会での対決は3勝2敗と姉を上回った。 優勝した晟良さんは 「うれしかった。 世界の中学生はレベルが高いので、 それを見据えてもっと練習に励みたい」、 準優勝の莉央さんは 「妹には負けたけど、 体の大きい海外の選手と戦えたことは良い経験になった」 と話した。

福塚さんは準決勝で晟良さんと対戦。 「普段以上に気合を入れて臨んだ」 という大一番で、 アタックで得点を重ねたが健闘むなしく敗北。 しかし、 国際大会で3位という好成績を収めた。 福塚さんは 「今年中には晟良を抜く。 その次は莉央を抜きます」 と力強い口調で闘志を燃やした。





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