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たけのこまんパンをPRする瀬藤さん |
「今、山東地区が元気やで」 と言われるまちづくりをしたい。和歌山市の山東まちづくり会(湯川正純会長)は16、17の両日、同市明王寺の四季の郷公園で開く 「四季の郷クラフトフェアinたけのこ祭」 で販売しようと、旬の山東産タケノコを使ったさまざまな食べ物を開発している。同会のマスコットキャラクター たけのこまん をイメージした 「たけのこまんパン」 (一個160円)はその目玉商品だ。
たけのこまんパンは、たけのこまんを来場者にPRしようと考案。依頼を受けた焼きたてパン工房ベイカーズ(同市大河内)オーナーの瀬藤嘉史さん(51)が作っている。
たけのこまんのくりっとした目をレーズンで、赤いおちょぼ口をサラミで表現し、中身は子どもに人気のカレーを入れた。カレーにはもちろんタケノコがたっぷり。試作段階では、タケノコらしい とんがり をパンで作るのが難しかったといい、小さい生地が膨らむと丸みを帯び、イメージ通りに仕上がらなかったという。瀬藤さんは「ねんどやったら作った形がそのままになるんやけどなあ」 と苦笑い。その後、何度か改良を重ねて、ようやく形になったところだ。
フェア中に、限定約200個を売り出す予定という。瀬藤さんは 「(フェアに)参加するのは初めてだが、山東地区をちょっとでも知ってもらい、まちおこしの流れの一つになれば」 と話している。
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