2011年04月18日

00.社会

退職校長11人を教員の「指導員」に委嘱

退職校長11人を教員の「指導員」に委嘱

大江教育長左から退職校長に委嘱状が手渡された

和歌山市教委は本年度、教員の授業力向上を目指した研修を新たに実施する。その指導にあたる教員の委嘱式が15日、同市西汀丁の教育文化センターで行われた。

委嘱されたのは専門的知識を持つ退職校長11人。採用されて3、4年目のすべての小中学校教員122人と同研修を希望する教員を対象に、学級経営や授業構成・展開についての理論、技能について指導する。

本年度は、小学校教員は校内研修5回と集合研修1回、中学校教員は集合研修1回実施。

大江嘉幸教育長は、新しい教員にとっては授業力や学級運営などは満足できる状況にないなどの課題に触れながら「豊富な経験を生かした指導助言をお願いし、次の世代へバトンをつないでほしい」 とあいさつ。

指導員を代表し、片桐清司さんは 「体力的にも不安はありますが、私たち11人が助け合い、この先生に出会えて本当に良かったと言われるような指導に努めたい」 と語った。





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