2011年04月22日

00.社会

和歌山電鐵が開業5周年記念放談会

和歌山電鐵が開業5周年記念放談会

今後の貴志川線について活発に意見が交わされた

和歌山電鐵(株)(和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は22日、伊太祁曽神社社務所で開業5周年記念放談会を開き、今後も貴志川線の存続に向けて関係団体と協力していくことを誓った。

小嶋社長、大橋建一和歌山市長、中村愼司紀の川市長、「貴志川線の未来を つくる 会」 の濵口晃夫代表の5人が出席。小嶋社長は 「全国的に地方鉄道が厳しい状態にある中で、電車や駅をつくれたことは奇跡」 と話し 「これは地方鉄道再生の最後の試みです」 と新たな決意を述べた。仁坂知事は同線存続について 「新貴志駅は日本一のデザインだが、周辺にゆっくりできる場所がない。諸井橋を含めた駅周辺整備が必要」 と話した。5年間の決算状況も公開され、開業当初より18%乗客が増えていることなどが報告された。

この日は日ごろの感謝を込めたもちまきも行われ約200人が来場。地元の女性(60)は 「各首長さんも存続の意向を示してくれたのでうれしかったです。これからも電車を利用し応援します」 と話していた。





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