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2011年04月26日

04.文化・くらし

県立博物館で特別展「華麗なる紀州の装い」

修復して初めて公開される厳島神社の能装束 - 県立博物館で特別展「華麗なる紀州の装い」

修復して初めて公開される厳島神社の能装束

600年前の着物があでやかに。和歌山市吹上の県立博物館で、特別展「華麗なる紀州の装い」が開かれ、国宝や国の重要文化財など貴重な衣服、宝物が展示されている。前期は5月15日まで、後期は17日から6月5日まで。前後期で入れ替え、合わせて約90点が展示される。

県内の神社や寺で保存されていた、南北朝時代(14世紀末)から江戸時代後期(19世紀)までの着物などを一堂に集めた。ほとんどが、素材として変化しやすく保存の難しい絹で作られているが、県内の物は保存状態が良好という。神事能の舞台で着用された能装束や神様に奉納された装束など、きらびやかな染織品がおごそかに並べられている。中でも、平成14年に九度山町の厳島(いつくしま)神社で発見され、17年に国の重要文化財に指定された桃山時代(16から17世紀)の能装束は、2年掛けて一部修復されてから、初めての一般公開となる。めでたい象徴とされた尾長鳥が細かく刺しゅうされ、当時の手仕事の素晴らしさを物語っている。

このほか、展示品に使われている文様(もんよう)を拡大し、詳しく説明しているコーナーや、用語を解説した資料を設置。親子で楽しめるよう、子ども用のクイズ形式の説明もある。

同館の学芸員、安永拓世さん(33)は「昔と今の着物の違いや、刺しゅうの技法、受け継がれてきた伝統に関心を持って見てほしい」と話している。

入館料は一般500円、大学生は300円(高校生以下、65歳以上、障害者手帳を持っている人、県内に在学中の外国人留学生は無料)。問い合わせは同館(TEL073・436・8670)へ。





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