2011年04月26日

04.文化・くらし

万葉薪能の会が和歌の浦を写す写真セミナー

「いい被写体見つけた!」と参加者(紀州東照宮で) - 万葉薪能の会が和歌の浦を写す写真セミナー

「いい被写体見つけた!」と参加者(紀州東照宮で)

写真家と一緒に歩き、とっておきの和歌の浦を発見し撮影する催しが24日、和歌山市の和歌浦周辺で開かれた。NPO法人和歌の浦万葉薪能の会(松本敬子代表)が主催したセミナー「万葉の故地『和歌の浦』を写す」で、35人が参加した。

写真家は、和歌の浦を50年以上写し続けている同市和歌浦中の松原時夫さん(71)。松原さんは、「被写体は無限にあります。ゆっくり回ると、皆さんの感性で新しいものが見えてくると思います」と話し、紀州東照宮から和歌浦天満宮、蓬莱岩(ほうらいいわ)を案内した。

東照宮では元・下馬橋の下の弁天池に降り、橋げたの向こうにそびえるクスの大木と巨大な根などを、天満宮では楼門の屋根に飾られた鬼の彫物などを紹介。参加者は「下に降りたのは初めて」「今まで気付かなかった」などと夢中でシャッターを切っていた。

一眼レフを持って参加した同市西小二里の松井純子さん(67)は、「天満宮の末社を間近で細かいところまで見たのは初めてです。見るところが違いますね。次回も参加したい」と話していた。

この日は、東日本大震災被災者を支援しようと義援金募金も行われた。





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