2011年05月02日

00.社会

「被災地救援」掲げ 県中央メーデーに1000人

デモ行進する参加者

デモ行進する参加者

第82回県中央メーデー(同実行委員会主催)が1日、和歌山城の西の丸広場で開かれ、約30団体1000人の労働者が参加した。

県地評の武内正次議長が 「暮らし地域を守るため、集まった皆さんが先頭に立って奮闘していただくことをお願いしたい」 とあいさつした。

ことしは、会場に募金箱を設置し、出店の売上げの一部を義援金として寄付するなど、東日本大震災の被災地救援や復興支援を全面に掲げ、式典やデモ、支援バザーなどが行われた。

県教職員組合和歌山支部の梅村麻衣さんは大震災に触れながら 「復興支援、働く者の団結と連帯を深め、要求実現に統一した力を発揮しましょう」とメーデー宣言案を読み上げ、会場から拍手で採択。副実行委員長の石田道幸さんの掛け声とともに会場の参加者らは「団結頑張ろう」の声を上げた。

その後、参加者らは和歌山城周辺を「ガンバレ被災地の子どもたち」 「復興支援名目の消費税反対」 と書かれたプラカードや 「がんばろう東北」 と千羽鶴を飾ったみこしなどを持ってデモ行進した。





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