2011年05月09日

00.社会

ミニいちごトレインも 貴志川線祭り盛況

完成後、初めてお披露目された「ミニいちごトレイン」

完成後、初めてお披露目された「ミニいちごトレイン」

和歌山電鐵貴志川線を盛り上げる 「第5回貴志川線祭り」(同線運営委員会主催)が8日、 和歌山市の伊太祁曽神社と伊太祈曽駅であった。 完成した 「ミニいちごトレイン」 もお披露目され、 家族連れらがゴールデンウイーク最終日を楽しんだ。 今回は 「東日本復興チャリティーイベント」 とし、 収益は被災地に義援金として送る。

同神社境内で行われた開会式で、 同社の小嶋光信社長は 「輪が広がって祭りが大きくなっている。 30年後も貴志川線が活躍できるように頑張りたい」 とあいさつ。 ネコの常務執行役員スーパー駅長たまの 「にゃ~」 の一声で開会が宣言された。

この日披露された 「ミニいちごトレイン」 は、 たま電車などをデザインした両備グループデザイン顧問の水戸岡鋭治さんが手掛け、 全長8から10メートル、 4両編成で11人、 5両編成で15人が乗車できる。 和歌山電鐵のシンボル 「いちご電車」 をモチーフにした。 今後もさまざまなイベントで登場する予定だ。

また、 全国26社の地方鉄道のオリジナルグッズ約70種類が販売され、 鉄道好きの来場者たちは興味津々。 被災した岩手県の地方鉄道 「三陸鉄道」 への応援メッセージ記入所もあった。

伊太祈曽駅では、 電車を使った体験イベントがあり、 和歌山電鐵の制服と制帽を着けて運転席に座れる催しには大勢の子どもたちが参加し、 写真を撮ってもらったりして大はしゃぎだった。 阪南市から訪れた井上桂雪君(10)は 「初めて運転席に座った。 将来は運転手になりたい」 と笑顔で話していた。





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