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2011年05月17日

00.社会/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

「津波の恐ろしさ実感」日赤が救援活動報告

「津波の恐ろしさ実感」日赤が救援活動報告

活動について報告する出口さん

東日本大震災の被災地の岩手県宮古市などへ派遣された日赤県支部の救護班の職員が16日、 同支部支部長の仁坂吉伸知事を訪問し、 現地での写真を使って救援活動を報告した。

同支部では震災発生日の11日から5月2日まで、医師や看護師、薬剤師など13班142人を交代で被災地へ派遣。約1600人を診察し、約200人に精神的なケアを施した。

3月11日から16日まで派遣された第1班の班長を務めた外科部医師の出口靖記さん(35)は、「周りにがれきの山がある中、穏やかな波の様子を見て、津波の恐ろしさを実感した」と被災地の印象を振り返った。情報が皆無のため現地の状況をつかむことから始め、宮古小学校など3カ所を回って被災者の健康チェックなどをしたといい、「大きなことはできなかったけれど、日赤としての職務の誇りを感じた」と話した。また、4月20日から24日まで第11班師長として派遣された看護副部長の石井裕子さん(59)は、地元の医療機関が機能し始めていたことを報告し、「被災者の方も落ち着いた様子で薬を取りに来たので、『次は開いている医療機関で』と声を掛け、医療を地域に返していこうという方針で活動した」と語った。仁坂知事は「県民の震災への意識が高まっているうちに、災害への対応を総点検したい。大切な命を助けるために、いろいろな問題に協力してほしい」と呼び掛けた。

同支部は班体制の支援を終了し、今後6月ごろから、精神的なカウンセリングを行う看護師を近畿県内の各支部で順番に派遣する予定。





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