2011年05月18日

00.社会

ことしのジャズマラソンは「復興支援」

昨年の和歌浦ベイマラソンwithジャズ

昨年の和歌浦ベイマラソンwithジャズ

ジャズマラソンの愛称で親しまれている 「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」 の第11回大会(10月23日開催)が、 東日本大震災に対するチャリティーマラソンとして開催されることが決まった。 寄付金として一般の参加料に100円を上乗せし、 さらに極限まで経費を節減して、 節減分はそのまま義援金に充てる。 和歌山市スポーツ振興課では 「参加者全員に被災地復興への意識を高めてもらえるような大会にしたい」 と話している。

大会は、 ハーフ(参加料=一般3600円、 高校生2000円)▽10キロ(一般3100円、 高校生1500円)▽5キロ(一般2100円、 中高生1000円)▽3キロ(小中学生1000円)▽2キロジョギング(一般1100円、 小中高生500円、 ファミリー1200円)の5種目で行う。 参加者は1万2000人に制限する。 高校生以下は昨年までと同じ参加料。 今月10日の実行委員会で決まった。 試算では80万円から100万円程度が義援金として集まるという。

同課は、 大会ボランティアへの積極的な参加も呼び掛けている。 昨年は婦人会などから約130人が参加しており、 瀬崎典男課長は 「ボランティアに参加してくれる人がいればいるほど経費を節減できる。 例えば、 被災地でのボランティアに参加できなくても、 この大会で活動することで復興の一助になれるのでは」 と提案する。

また、 和歌山陸上競技協会を通じて、 被災地の学校で陸上部に所属している学生を招待したり、 被災地からの参加は無料にすることなども検討しているという。 同課は 「今回は大会全体をチャリティーマラソンとして発信したい。 和歌山からも復興への助けができればうれしい」 と話している。





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