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左から優秀賞の山田さん、須佐会長、最優秀賞の土田さん |
女子高校生がテーマを決めて論文を発表する「クラブユース・フォーラム2011」(国際ソロプチミスト和歌山主催)が21日、和歌山市のきのくに志学館で開かれ、最優秀賞に近畿大学付属和歌山高校2年の土田真衣さん(17)、優秀賞に県立向陽高校1年の山田真理奈さん(15)がそれぞれ選ばれた。
次世代を担い、諸分野でリーダーシップを発揮できる女性の育成を目指す2年に一度の催し。ことしは「女性―むかし・今・みらい」をテーマに、同市と海南市などの市立、県立、私立高校の9人が発表した。また加藤久美・和歌山大学観光学部教授を交えたディスカッションも行った。
発表で、土田さんは「未来につながる子どもを生み育て、さらに仕事で能力を発揮して社会に貢献するのが理想の女性像」とし、「そのためには社会制度の確立と、女性自身が責任ある行動をして忍耐強く社会に働き掛けていくことが必要」と主張。山田さんは、「本当の男女平等とは、生物学的にも異なる互いの長所短所を生かし合い、補い合える社会」と訴え、フオーラムを終えて「ほかの方が自分と違う意見を持っていて、自分の盲点を教えてもらい楽しかった」と話した。
土田さんは7月に奈良市で開かれる国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンのユース・フォーラムに出場する予定で、「次のリジョンフォーラムで他府県代表と話せるのが楽しみ。女性の社会進出のために努力したい」と話している。
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