2011年05月24日

00.社会

「和歌山市に住んでます」吉本のわんだーらんど

ガッツ溢れる東岸さん㊧と谷坂さん

ガッツ溢れる東岸さん左と谷坂さん

吉本興業(株)の100周年記念事業、若手芸人が各都道府県に住む「あなたの街に住みます」プロジェクトで、県出身のコンビ「わんだーらんど」が14日から和歌山市内に住んでいる。ボケ担当の東岸(とうぎし)誠さん(26)は美浜町、ツッコミ担当の谷坂俊輔さん(同)は紀美野町(旧野上町)出身で、2人は県立向陽高校卒の同級生。「『たま駅長』に負けないよう頑張ります」とガッツをみせている。

24日、和歌山市本町の複合商業施設フォルテ・ワジマで同コンビのお披露目会が開かれた。
谷坂さんは、高校時代も別の男性と漫才をしていたほどお笑い好きで、大学卒業後にNSCへ入学。新喜劇などを見て芸人にあこがれていたという東岸さんも、谷坂さんの入学の話を聞いて「乗っかりました」と笑顔。

東岸さんが「皆さんと一緒に和歌山を盛り上げていきたい...とお父さんが言っていました」と開口一番ボケると、谷坂さんは「お前が言ったんちゃうんかい」と突っ込み、テンポの良さを見せた。2人は8年ほど大阪に住んでいたが、今回のプロジェクトでUターン。谷坂さんは、「(こっちに住んで)加太で朝の掃除に参加したけど、大阪とは違う温かさがありますね」、東岸さんは「僕は地元が大好きなんで。大阪に住んでいた時も月に1回帰って来てました」。和歌山に住むことを聞き、谷坂さんは「大阪で売れたろうと思ってたんで、とまどいはあった」という一方で、東岸さんは「僕は『住みます』と即答しました」。レギュラー番組がまだない2人は「和歌山のいいところを見つけてPRしていきたい。あと、僕らより若手の奈良県の芸人には負けたくないです!」と意気込んでいた。

今後、ユーストリームの番組(http://www.ynn47.jp/wakayama/)で、県内の特産物や観光地など魅力を発信したり、各種イベントに出演する。6月5日には、和歌山大学付属小学校の日曜参観の司会を務める。住む期間については未定。





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