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2011年05月25日

00.社会

「病気と闘わないで」コニタンが講演

「病気と闘わないで」コニタンが講演

ユーモアを交えながら話す小西さん

欽ちゃんファミリーの一員で、俳優としてドラマなどで活躍しているコニタンこと小西博之さん(51)=田辺市出身=が21日、和歌山市西高松のきのくに志学館で「末期がんからの生還」と題し講演。がんと闘うことを目標にするのではなく、がんが治ってからのことを目標にするように呼び掛け、「病気と闘わないで」と約200人に語り掛けた。

「NPO法人いきいき和歌山がんサポート」(谷野裕一理事長)の第1回県がん患者大会の一環。

小西さんは平成16年12月に末期の腎臓がんが発覚し、余命3カ月と診断された。翌年、大手術をし、奇跡的に生還。現在は完治し、講演活動を通して全国のがん患者を勇気づけている。

小西さんはユーモアたっぷりに客席を回りながら講演。42歳のころ、突発性難聴を患って耳鳴りなどに悩んでいた際、医者に「素晴らしい。あなたの耳は2匹の鈴虫を飼っている。大事にしてあげてください」と言われ涙したエピソードを披露し、「物事はすべて考え方次第だと思った」と振り返った。

また、「僕はがんが原因で死ぬドラマが嫌いです」と、メディアなどの影響でがんに悪いイメージが付いていることを批判。「がん細胞も自分の細胞。がんが怖いと思うから死ぬんです。病気と戦わないで。目標は病気が治ってからのことで考えて」と、自身も手術後に有名番組に出演することを目指していたと明かした。

講演後、白浜町出身のシンガーソングライターの古家学さん(36)が登場。参加者と一緒に、支え合うことの大切さを歌った「いのちのうた」(古家さん作詞・作曲)を合唱した。





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