2011年06月01日

00.社会

25日 和歌山おもちゃ図書館オープン

和歌山おもちゃ図書館

和歌山おもちゃ図書館で遊べるおもちゃ(木広町のふれ愛センター内の倉庫)

和歌山市社会福祉協議会は25日、 同市木広町のふれ愛センターに、 発達障害や身体障害のある子どもたちに遊びの場を提供する 「和歌山おもちゃ図書館」 を開設する(利用無料)。 市内では初めての設置。 毎月第4土曜日(午前9時から正午まで)に開き、 同年齢の子どもと遊ぶ機会の少ない子どもたちにおもちゃで遊んでもらい、 次回開催まで貸し出しも行う。

おもちゃ図書館は全国約500カ所で開設され、 県内では白浜町や美浜町など4カ所で開かれている。 運営主体はボランティアの自主運営であったり、 社会福祉協議会や行政などが行っている場合もある。 常設されていることもあるが、 ほとんどは月1、 2回の開設だという。

子どもたちの遊ぶ場を提供すること以外に、 親同士が子育て情報の交換をしたり、 仲間づくりやリフレッシュの場になることも期待されている。 また、 開設時間に会場運営を手伝ったり、 おもちゃを作るなど、 ボランティア活動に参加しやすい雰囲気であるため、 「何かボランティアをしたい」 と考えている人にとっては絶好の場所になりそうだ。

和歌山おもちゃ図書館は、 先月28日にプレオープン。 同センター2階の会議室をプレールームにして、 購入したり、 寄贈されたジャングルジムやプラスチックのブロック、 布のボールなどのおもちゃ約60個を用意し、 数組の親子連れが訪れた。 貸し出しは次回開催まで一人2個以内(無料)。

同協議会は 「ただ遊ぶということではなく、 障害のある子どもたちの成長を願って運営していきたい。 一過性のものではなく、 長くやっていく必要がある」 と話している。

問い合わせは、 同センター(TEL073・433・8866)へ。





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