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水田に苗を植える児童 |
和歌山市吹上の和歌山大学付属小学校(菊川恵三校長)3年A組の児童29人が2日、校内に作った水田で「田植え体験」を行った。
総合的な学習の一環で、ことしで4年目。NPO日本自然環境学習センターの園井信雅副理事長(73)から、有機栽培の特長や米作りについて話を聞いたり、水田の土を平らにする「代かき」をするなど準備を進めてきた。
この日、園井副理事長は、約10センチに育った苗の持ち方や植え方を説明。児童たちははだしになったり、腕まくりをして田んぼに入り、等間隔に印を付けたビニールひもを使って丁寧に苗を植えていった。
今西那梨子ちゃん(8)は「早くお米ができてほしい。いろいろな料理をして食べたいな」とにっこり。
園井副理事長は「自分たちで米を作ったという経験を、自然との調和やエコを考えるきっかけにしてもらえたら」と話していた。
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