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富山県などの焼き肉チェーン店で発生した食中毒事件を受け、県は5月、生肉を扱う施設への立ち入り調査を実施。飲食店や食肉処理業など県内225施設のうち、厚生労働省が定める衛生基準を満たしていたのは1施設だけだった。
5月6日から31日までに飲食店166施設、食肉処理業2施設、食肉販売業57施設を調査し、衛生基準を満たしていたのは食肉販売業1施設。立ち入り調査を受けて188施設は生肉の取り扱いを中止したが、36施設は続けているという。県生活衛生課では 「全国的に鳥刺し、鳥わさなどを生食した食中毒も発生している。肉は中心部まで十分加熱して食べてほしい」 と注意を呼び掛けている。
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