2011年06月04日

00.社会/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

被災した宮城の高校へピアノ搬送

被災した宮城の高校へピアノ搬送

和歌山市を出発する瀧代表

瀧音楽事務所(和歌山市新中)の瀧益生代表(67)は3日夜、東日本大震災で被災した宮城県女川町の県立女川高校コーラス部に電子ピアノとアンプ各1台を届けようと、車に積んで和歌山を出発した。4日に現地に到着する予定。

楽器は4月29日に同市和歌浦南の片男波公園で開かれた東日本大震災チャリティーイベント「スチューデントジャズフェスティバルin片男波」で、紀之川中学校、星林高校など県内8校の生徒たちが集めた義援金(計11万4359円)で購入。同イベントの写真集と、応援メッセージを書いた色紙とともに届ける。

瀧代表は「演奏して集めたお金だから音楽を通じて喜んでもらえたら」。紀ノ川中学校吹奏楽部の米田果恵部長(15)は「ピアノを使って元気な歌声を響かせてほしい。一日でも早く震災前のような活動ができるように祈ってます」と話している。





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