|
|
ユーモア溢れる作品が並ぶ |
10日の「時の記念日」に合わせ、第9回「時計のある風景・写真コンテスト」(近畿時計宝飾眼鏡小売組合連合会主催)の入賞作品の展示会が、和歌山市のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で開かれている。30日まで。
『日本書紀』 で、天智天皇が水時計を作って時を告げたとされる日を太陽暦に換算したのが「時の記念日」。時計販売会社などが協賛し、毎年同コンテストを開いている。今回、160点の応募があり、明石市天文科学館の元館長、澤井康樹さんが審査委員長を務め、入賞作品25点を選んだ。作品の中に時計を入れるのが条件となっており、時計の存在を効かせたレベルの高い作品が増えているという。
県内からは6作品が入賞。女性モデルを被写体に狙うカメラマンの手元に時計があったり、記念撮影する人の胸元に小さな時計が付いていたりと、ユーモアのある作品も。会場では、入賞作品の人気投票も行っている。
県時計貴金属眼鏡商業協同組合の事業部長、山田稔さん(56)は「ほのぼのした雰囲気で、時間の流れを感じられるような作品も多いので、ぜひ見に来てもらいたい」、大阪時計卸組合賞に入賞した同市田尻、稲垣禎迪さん(63)は写真歴約40年で、近所の保育所の運動会の様子を撮影したといい「普段から時計のある風景を探そうとしていますが、なかなか難しい。入賞すると思っていなかったのでびっくりした」と話していた。
|
00.社会 - 同カテゴリの記事
|