2011年06月09日

00.社会

わかやま環境大賞 8団体と1個人が受賞

わかやま環境大賞

表彰状を受け取る吉田さん

6月の 「環境月間」 に伴い、 県は8日、 和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で 「わかやま環境大賞」 の表彰式を行い、 環境保全活動に取り組んでいる県内の8団体と1個人をたたえた。

ことしは民俗学の先駆者的存在だった南方熊楠(田辺市出身)が自然との共生を 「エコロジー」 として提唱して100年目の年。 同表彰も今回で10回の節目となることから環境に優しい電気自動車の試乗会や、 熊楠の歴史をたどるパネル展なども同時開催した。

仁坂吉伸知事は、 受賞者に表彰状を手渡し、 「皆さんの努力で環境は今まで以上に素晴らしいものになる。 地球は有限性のあるものとして、 それぞれの方向で活動を推進してほしい」 とあいさつ。

栄養士として、 ごみを減らすために野菜を丸ごと食べたりするエコクッキングを料理教室で指導する一方、 「和歌山花いっぱい推進協議会」 の発足当時からの会員でもある同市岩橋の主婦、 吉田要子さん (68) は、 「エコクッキング歴40年ほどになりますが、 続けてきて良かった。 これからも環境問題についてみんなが考えてくれるようエコを広げていきたい」 と話していた。 吉田さんのほか本紙エリアの入賞者は次の皆さん。

わかやま環境賞=吉田要子 (和歌山市)、 (有)ナルデン (同) ▽特別賞=和歌山市立東中学校





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