2011年06月11日

00.社会

40周年の感謝込め「たそがれコンサート」始まる

和歌山県警 たそがれコンサート

雨の中、大勢でにぎわったコンサート

夏の風物詩となっている県警察音楽隊の 「おまわりさんのたそがれコンサート」 が10日、和歌山市吹上の県立近代美術館前で始まった。昭和47年の第1回からことしで40周年を迎え、公演回数は230回を数えた。富取静夫隊長(58)は「今まで応援してくれた皆さんのおかげで40年を迎えることができた。感謝の気持ちを込めて演奏したい」 と話している。

同隊は、県民と警察を結ぶ 「音の架け橋」 として昭和38年3月に創設。 「県民に愛され親しまれる音楽隊」 をモットーに、県内各地のイベントなどで活動している。毎年、はやりのテレビドラマや映画のテーマ曲、アニメなど、幅広い年代が楽しめる曲目を用意している。

231回目のこの日は、あいにくの雨にもかかわらず、約200人が足を運んだ。カラーガード隊のフラッグ演技で幕を開け、東日本大震災の被災地に贈る応援曲として、坂本九の 「上を向いて歩こう」 やZARDの 「負けないで」 を披露。子どもたちに人気のドラえもんやアンパンマンの曲も演奏し、心地良いハーモニーが会場を包み込んだ。

楽器に興味があるという和歌山市の稲田周君(5)は 「初めて来たけど楽しかった。また来たいです」と話していた。コンサートは8月までの第2・4金曜日、いずれも午後6時から開かれる。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif