2011年06月17日

00.社会

18日JR和歌山駅でクイズ配布 東高2年生

18日JR和歌山駅でクイズ配布

18日にリーフレットを配布する生徒ら

地域の魅力を発見し発信しようと、和歌山市森小手穂の県立和歌山東高校(萩原勝則校長)2年生230人は、四季の郷公園(同市明王寺)を題材とした「和歌山イイとこ発見クイズ」のリーフレットを完成させた。18日午前10時から正午まで、JR和歌山駅9番ホールで配布する。また、事前学習で撮影した写真のフォトコンテストも併せて開く。

住んでいる地域のことを知り、 自然豊かな学校周辺に興味を持つきっかけづくりも兼ねた 「総合的な学習の時間」 の一環。

リーフレット (見開きA4サイズ・両面カラー) は200枚配布。 クイズは3択形式で13問ある。 一人数問ずつ考え、 約600問の中から抜粋した。 表紙は全体的に緑にし、 卒業生が作ったマスコットキャラクターを起用。 高校生の手作り感を出し、 自分たちのできることで地域活性化を目指している。

生徒たちは制作にあたり、 園内で写真を撮ったり観察したりして情報収集し、 タケノコ、 イチゴ、 貴志川線など、 特産物や有名なものに結び付けてテーマを絞り、 知恵を出し合った。 始めは簡単な問題が多かったが、 「作り込んだ良い問題はないか」 と試行錯誤。 ブルーベリーの問題では、 研究員の元へ足を運んで育て方を学んだ生徒や、 せっかく調べて考えた問題がボツになった生徒も多数いた。 クイズの答えは後日、 伊太祁曽駅と貴志駅に掲示する予定だ。

併催のフォトコンテストは、 生徒が携帯電話のカメラで撮影した約150点のうち、 校内投票で選ばれた15点を和歌山駅のホームに展示。 電車の利用者に投票してもらい、 同ホームで結果を発表する。 投票箱の設置は24日まで。

前田海里君 (16) は 「四季の郷公園の美しさに興味を持って、 貴志川線を使って足を運んでもらえるようになれば」 と呼び掛けている。





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