2011年06月19日

00.社会

ヨーヨーの新しいかたち フリーペーパー発行

Brand New Day vol・1

藤井さん(右上)とジャンクアウトのメンバーら

脱・おもちゃ! ヨーヨーはもうただのおもちゃじゃない。ステージショーなどのイベント活動を展開するグループ「JUNKOUT」(ジャンクアウト、藤井翔大代表)は、コミュニケーションツールの一つとして、ヨーヨーをかっこよく演出した冊子「Brand New Day vol・1」(A4版・10ページ)を発行した。7月9日に開かれるイベントで配布し、ヨーヨーをストリートへと発信していく。

同グループは、一般的にマイナーな遊びとされるヨーヨーを、ストリートカルチャーとしての位置付けを目標に4月に発足。 「JUNK(いらないもの)OUT(外に)」 は 「生きていく上で必要はないが、自分たちが舞台(外)に立つためには必要」 という意味を持つ。現在、代表の藤井さん(29)=和歌山市古屋、介護福祉士=が呼び掛けて集まった7人で活動している。冊子は100部を発行。イベント配布以外では和歌山で唯一競技用のヨーヨーを取り扱うおもちゃ屋 「mimiy」 (海南市)に設置している。タイトルは、ヨーヨーの新しいかたちを自分たちの力で生みだそうと付けられた。藤井さんのヨーヨーへの思いと、メンバーのパフォーマンス写真などで魅力をPRしている。

藤井さんがヨーヨーと出合ったのは約10年前。大会などに参加するもイメージとは違い、いったんはヨーヨーと離れ、ダンサーの道へと転身。2年前、インターネットでヨーヨーの高度な技を披露する人たちを見て「面白い! 僕も可能性を生み出したい」 と再びヨーヨーの魅力のとりこになった。たかがおもちゃとはいえ、藤井さんたちにとっては「人と人をつなぐツール」 。ステージで自信を持ってかっこよく技を披露すれば、観客やダンサーが声を掛けてくれ、次第に仲良くなれるのだとか。

藤井さんは今後もフリーペーパーで魅力を伝え、「僕らの力でヨーヨーの新しいかたちを作れたら最大の喜びです」 と話している。問い合わせは同店(TEL073・482・0462)。





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