2011年06月22日

03.スポーツ

和工逆転で3連覇 県高校ラグビー選手権

和歌山県高校ラグビーフットボール選手権大会兼第66回国民体育大会

雨の中、 激しくぶつかり合う選手ら

県高校ラグビーフットボール選手権大会兼第66回国民体育大会県予選の決勝が19日、県立熊野高校で行われ、和工が田辺を24―8で下し優勝を飾った。これで和工は3年連続の優勝を果たし、新人戦に続いて県内大会2冠を達成した。国体近畿ブロックは8月24日、兵庫県神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で兵庫選抜と対戦する。

雨天の中始まった決勝戦は、両チーム開始直前から中盤での攻防を展開。前半11分、田辺にペナルティーゴールで3点を許したが、この失点で和工FW陣が奮起した。ラック攻撃から辻井がゴール真下に飛び込みトライ。自らゴールを決め7―3とした。リードを広げたい和工は、後半開始早々、ラックから辻井、服部とつなぎ、パスを受けた永金がトライを奪い12―3。さらにカウンターから抜け出した永金が30メートルを独走。19―3とリードを広げた。その後1トライを許した和工だったが後半20分、田辺陣22メートル付近ラックからパスを受けた中家が、相手タックルをふりほどきながら右中間にだめ押しのトライを決め、優勝をたぐりよせた。

田中諒太主将(17)は「大会を通して無失点を目標にしていたが得点を許してしまった。花園に向けてさらにDFの強化を図りたい」と話していた。和工のメンバーは次の通り。

監督=山下弘晃▽部長=安藤慎介▽コーチ=濱口博行▽主将=田中諒太▽選手=上森貴弘、中家賢一、山田泰士、菊谷草太、松尾和真、木村匡伸、服部航介、辻井聖弥、永金若馬、河野壮真、土岐克司、北崎拓実、岩本剛長、谷口真之、鈴木涼平、三家詢平、林弘樹、西岡健志、石井就、福井祥太、前田蓮弥、木戸駿秀、櫛永悠真、阪本翔太





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