2011年06月26日

00.社会

市高スイーツ開発中 来月「かくらや」で発売

市高スイーツ

スタッフと相談しながら試作品を作る女子生徒

和歌山市立和歌山高校(同市六十谷、 楠井和樹校長)の3年生11人が、 同市十二番丁の飲食店 「歌舞氣魂 かくらや」 ((株)わらいや)のスタッフとオリジナルスイーツを考案し、 7月15日の販売開始に向けて試作を重ねている。 24日には試作品を作って試食した。

同校の課題研究授業の一環で、 10月末に開かれる商業高校のプレゼン大会 「生徒商業研究発表大会」 に向けて、 地元の飲食店と提携して商品開発しようと企画。 生徒らは、 市高のイメージカラーの緑をモチーフに抹茶をふんだんに使った 「まっちゃっちゃ」 「市立ぷぁふぇ山高校☆」、 あえて抹茶を使わず紅茶をメーンにした 「市高茶パフェ」 の3つを考案。 生徒たちは、 パフェの見た目をきれいな2層にするために中の豆乳プリンを生クリームに変更したり、 彩りを添えるためにクリを入れるなど、 スタッフと積極的に話し合ってきた。

一つひとつの材料の原価がいくらかかるかを細かく計算し、 売り上げの一部は東日本大震災の義援金として寄付することを決めた。 生徒らは、 アイスクリームやゼリーを重ねて仕上げた試作品を食べ、 予想以上の出来栄えに 「いくらでも食べられそう」 と自信満々だった。

野島茅奈さん(17)は 「思ったよりいい感じ! きれいな層になるように改良したい」 と意気込み、 同社の金浩伸代表(36)は 「生徒らが楽しんでいい経験になるようにお手伝いができたら」 と話している。





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