2011年06月28日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

盗んだ仏像3体売って1万5000円

各地の寺院から仏像などを盗んだとして窃盗などの罪に問われている住所不定の無職、植林浩被告(53)の第2回公判が28日、和歌山地裁(国分進裁判長)であり、盗んだ仏像3体と鰐口(わにぐち)を古物商に売った金額が計1万5000円だったことが分かった。

検察側によると、植林被告はことし3月23日ごろ、日高川町熊瀬川にある大師堂の仏像3体を盗んだ。3体の時価総額は60万円相当だった。参拝者が打ち鳴らす鰐口(同3万円相当)も盗んだという。

また植林被告は犯行時、お堂に設置されていたセンサー付きライトに気付き、電球を緩めて作動しないようにしていた。同月29日には、みなべ町の西岩代八幡神社で太鼓2個(25万円)も盗んでおり、古物商に売った金額は1万7000円だった。

植林被告は起訴事実を「間違いありません」と認めており、検察の調べに対し「売った金は生活費に充てていた」と供述しているという。次回公判は7月26日。





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