2011年07月03日

00.社会

「食生活と健康考える会」が発足

「食生活と健康考える会」が発足

前列左から4人がメンバー。 この日集まった人たちと

さまざまな職業の4人がつくる 「食生活と健康を考える会」 が1日、 発足した。 2カ月に1回程度、 季節に応じてテーマを決め、 食事をメーンに健康を考える会を開く。 同日、 1回目の会が和歌山市杭ノ瀬の 「百姓屋 森農園」 で開かれ、 持病や食生活に悩む人たちがメンバーに相談しながら、 栄養バランスの良い食事を楽しんだ。 次回は9月上旬に予定。

メンバーは、 いずれも同市在住の西坊典子さん(57)=カフェ「遊有」オーナー=、 島本幸子さん (39)=内科医=、 森太三子さん(61)=農家=、 数見宗久さん (42)=健康運動指導士=。
島本さんが西坊さんに、 「患者が診察時間以外にもじっくりと医療や健康について聞きたいことが聞ける機会をつくりたい」 と提案。 その後、 健康のためには食事と運動が切り離せないと、 西坊さんが、 森さんと数見さんに声を掛けたという。 同カフェの調理スタッフも参加し、 食事の調理などを手伝っていく。

この日は、 22歳から89歳まで幅広い年代の15人が参加。 参加者は、 熱中症対策を学んだ後、 同市の山本友理さん (44) =調理師=が作った有機野菜の料理を食べながら、 「家族全員の食事を用意するが、 自分以外の口に合うか分からない」 「持病で食事療法をしなければならないが、 献立をどうしたらいいか」 など、 互いの悩みを相談。 各テーブルについた4人がアドバイスし、 楽しそうに話し合っていた。

今後、 4人はそれぞれの職業を生かして、 現役の医師に直接話を聞く▽有機野菜の良さを知る▽野菜嫌いの子どもの離乳食の作り方▽病気の予防のための体操を知るなどテーマを絞って会を開き、 参加者がより深い話が聞けるように工夫していく。 また、 健康への関心が低い人にも料理教室、 畑の見学・収穫体験などで関心を持ってもらえるように取り組んでいくという。 参加費は食事込みで1000円ほど。 会員になる必要はなく、 自由に参加できる。

問い合わせは西坊さん 「平成の寺小屋 童夢ぽけっと」 (TEL073・433・5392)。





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