2011年07月05日

00.社会

「鮮魚の達人」社長ら被災地へ漁の機材送る

レッカー車でフォークリフトを積み込んだ - 「鮮魚の達人」社長ら被災地へ漁の機材送る

(有)鮮魚の達人(和歌山市西浜)の山根博信社長(49)は5日、和歌山と鳥取の知人らの協力を得て、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の知人で漁師の阿部力さん(36)へ、漁で必要な機材を送った。 山根社長...

(有)鮮魚の達人(和歌山市西浜)の山根博信社長(49)は5日、和歌山と鳥取の知人らの協力を得て、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の知人で漁師の阿部力さん(36)へ、漁で必要な機材を送った。

山根社長は先月15日、見舞いを兼ねて同町の阿部さんの下を訪れた際、漁ができる環境でない現状を把握。不足している物資を手助けしようと知人らに協力を呼び掛け、デグチ(株)(同市湊)の出口幹郎社長(52)からフォークリフト1台、ボートショップイシバシ(鳥取県境港市)の平岡丈夫さんから船外機4台の提供を受けた。また、(株)湊組(和歌山市湊)の笹本昌克社長に、同町までの機材の搬送を依頼した。

5日は、船外機と約4トンあるフォークリフトをレッカー車で搬送用のトラックに積み上げ、午前10時過ぎに同市築港を出発した。山根社長は「まだ一歩を踏み出したばかり。彼らの子どもに『漁を継ぎたい』と思ってもらえるようになればいい」。出口社長は「復興に向けた支援という形でいい機会だと思う。常に支援の気持ちを持ち続けたい」と話していた。トラックは6日朝に同町に到着予定。





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