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県難病・感染症対策課は8日、 口の中や手足などに水ほう性の発疹が出る「手足口病」 の発生が和歌山市などで警報基準値を超えたと発表した。 子どもを中心に夏場に流行する病気で、 予防のため手洗いやうがいの徹底を呼び掛けている。
6月27日から7月3日の県内31医療機関の同病の患者報告数は、前週より133人増の276人。1医療機関当たり8・9人と警報基準値5を超えた。警報基準値を超えているのは同市のほか海南、岩出、湯浅、御坊、田辺保健所管内。同課によると例年報告数の9割を5歳以下が占め、ほとんどの発病者は数日間のうちに治るがまれに髄膜炎などの合併症を伴うことがある。
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