2011年07月10日

00.社会

内閣総理大臣表彰 ビオトープ孟子が知事訪問

内閣総理大臣表彰 ビオトープ孟子が知事訪問

仁坂知事に報告する有本理事左と北原理事長

緑化活動の推進などに顕著な功績があったとして内閣総理大臣表彰を受けた、 海南市のNPO法人 「自然回復を試みる会・ビオトープ孟子」 (北原敏秀理事長)は8日、 県庁の仁坂吉伸知事を訪れ、 受賞の喜びを報告した。

同表彰はことし、 全国で12団体1個人が受賞し、 県内は同団体のみ。 県としては4年ぶりで、 同市では初めて。

同団体は平成10年に地元有志で発足。 現在は約50人の会員がおり、 孟子不動谷で無農薬の稲作や、 田植え体験などを通した子どもの環境教育などに取り組んでいる。 数年前からは、 県立向陽中学校の理科クラブと連携し、 里山一帯の動植物の調査を行うなど連携している。

この日、 北原理事長(62)と有本智理事(46)は、 6月22日に首相官邸で受け取った表彰状と盾を披露。 北原理事長は、 「今までやってきたことに間違いはなかった。 子どもたちに古里の自然環境を見てもらい、 また違った里山の意義を持っていきたい」 と、 子ども向けの体験行事などの充実化へ意欲を見せ、 仁坂知事は 「ちょうど和歌山で植樹祭が開催される年に象徴的なことで、 我々の誇り。 今後も子どもの環境教育などが盛り上がれば」 と話していた。





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