2011年07月14日

03.スポーツ/06.特集/第93回全国高校野球選手権大会、和歌山大会

最後の夏が終幕 和歌山西が初戦敗退

4回裏、 2死2塁から福田の同点タイムリーで生還する和歌山西の松本

4回裏、 2死2塁から福田の同点タイムリーで生還する和歌山西の松本

第93回全国高校野球選手権和歌山大会は2日目の14日、 和歌山市毛見の紀三井寺球場で1回戦3試合があり、 第1試合で和歌山西が日高に1―6で敗れた。

日高
0001201116
0001000001
和歌山西
〔日〕 門口―水口 〔西〕 小幡、 楠本―福田▽2塁打 井上、 橋本、 水口2 (日) 道上 (西)

1点を追い掛ける和歌山西は4回、 この回先頭の松本が右前打で出塁し、 寄本の犠打で1死2塁。 2死後、4番福田が中前にはじき返し同点とした。 5回以降も走者を出すが、 好投手門口を前に後続が倒れた。

福田主将「悔いはなし」 和歌山西 として最後の夏が終わった。 9回の裏、 2死後で打席に立った福田主将は 「絶対最後のバッターにならん」 と心掛けた。 門口の投じた内角の直球を振り抜き、 中前に運んだ。 この日は4打数2安打。2打席目には貴重な同点適時打を放ちチームに勢いをもたらした。「みんなほんまによくやってくれた。 ありがとう」。 共に戦った仲間に感謝を伝えると、「粘り強く戦えたし、西高らしい野球ができた。 悔いはありません」。 同校最後の主将は胸を張って球場を後にした。
最後までチームをけん引した福田主将
最後までチームをけん引した福田主将





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