2011年07月16日

00.社会

「だいなお」和歌山入り JAゴー号キャラバン

野村さん㊧と川口さんのコンビ 「だいなお」

野村さん左と川口さんのコンビ 「だいなお」

子どもの食育活動の支援などをしながら全国各地をキャラバンカー「JAゴー号」で回っている、松竹芸能所属の若手お笑いコンビ「だいなお」が15日、県入りし、(株)和歌山新報社(和歌山市福町)を訪れた。和歌山は29県目で、近畿では初めて。19日まで、紀の川市のJA紀の里管内で桃の収穫作業を手伝うなどし、地域に元気を発信する。

「JAゴー号・全国キャラバン」(JAグループ全国連主催)は、昨年10月にスタート。「大地がくれる絆を、もっと」をキャッチフレーズに、だいなおが農産物直売所の手伝いなどを通して地域を支援している。
だいなおは、がっしりした体格に飄々(ひょうひょう)とした雰囲気のツッコミ、野村大輔さん(28)と、本人いわくビジュアル担当でボケの川口直哉さん(26)のコンビ。大学の同級生だったのが縁で平成17年にコンビを結成、アマチュア芸人ばかりのライブで松竹芸能の社長にスカウトされたという。日本テレビの「世界の果てまでイッテQ」など人気番組にも出演し、18年にはM―1グランプリで3回戦まで勝ち進んだ。2人は、先輩芸人で和歌山出身の安田大サーカスのHIROさんと共に来県したことがあり、和歌山は2回目。野村さんは念願の和歌山ラーメンを食べたといい「見た目のこってりさに衝撃を受けたけど、絶妙な濃厚具合がおいしかった」とご満悦。

これまでの道中では、農業をイメージして「JAゴー号」の屋根に付けていた芝生が高速道路で外れたり、高齢者とのレクリエーションでスリッパを高齢者の顔へ飛ばしてしまうなどハプニングも多々あったという。東日本大震災で被害を受けた東北地方も訪れ、川口さんは「農家の方が前を向いて復興に歩み始めている姿に、僕も勢いづけられた」と振り返る。

和歌山での活動に向けて、野村さんは「子どもと触れ合うのが楽しみ。僕の笑いが通じるかな」、川口さんは「全国一の売り上げを誇る紀の川市の直売所『めっけもん広場』の活気を感じたい。今後の農業発展へのヒントを得て、発信していきたい」と抱負を語った。2人の活動は、公式サイト(http://ja-kizuna.jp)でも見られる。





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