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サヨナラのホームを踏む池尻に駆け寄るナイン(和商) |
第93回全国高校野球選手権和歌山大会は5日目の17日、2回戦4試合があり、第2試合で和歌山東が有田中央に0―1で敗れ、第3試合で和商が熊野に2―1のサヨナラ勝ちを収めた。第4試合は、シード校の向陽が和工を7―2で下した。
◇第2試合
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
和歌山東 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
有田中央 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 |
初回に失策から1点を失った和歌山東は、5、6、9回に得点圏へ走者を進めたが、いずれも後続が倒れ得点を奪うことができなかった。守っては石山、辻の継投策で9回を1失点に抑えたが、大会初勝利はならなかった。
◇第3試合
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
熊野 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
和商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1x | 2 |
1点を追い掛ける和商は6回裏、無死2、3塁と好機を広げ、西村浩の犠飛で同点とした。同点のまま迎えた最終回は、1死から池尻が左中間を割る2塁打で好機を演出すると、続く高畑の打球は内野手の悪送球を誘い、池尻が一気に生還。サヨナラ勝ちで3回戦に駒を進めた。
田中監督は「もう一度センター方向への打撃を意識して、起動力を生かして挑みたい」と話していた。
◇第4試合
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
和工 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
向陽 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | X | 7 |
4回、1死2塁から同点となる左前適時打を放つ東山拓(向陽)
向陽は1点を追う4回、1死2塁と攻め、東山の左前打で同点。さらに連打で満塁とし辻岡が押し出しの死球で逆転した。8回には、4長短打などで4点を追加した。投げては先発東山拓が9回を2失点の完投でチームに貢献した。
石谷監督は「玉井投手を攻略できたことは自信になった。次も冷静に戦えるように臨みたい」と話していた。
和工は初回、2死2塁から藤阪の右前適時打で先制。6点を追う最終回には、松崎の左中間2塁打で1点を返し、その後も満塁と好機をつくったが、後続が倒れた。
◇第1試合
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
紀北農芸 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
笠田 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 3 |
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