2011年07月19日

03.スポーツ/06.特集/第93回全国高校野球選手権大会、和歌山大会

和東初勝利ならず 和商、向陽は3回戦へ

サヨナラのホームを踏む池尻に駆け寄るナイン(和商) - 和東初勝利ならず 和商、向陽は3回戦へ

サヨナラのホームを踏む池尻に駆け寄るナイン(和商)

第93回全国高校野球選手権和歌山大会は5日目の17日、2回戦4試合があり、第2試合で和歌山東が有田中央に0―1で敗れ、第3試合で和商が熊野に2―1のサヨナラ勝ちを収めた。第4試合は、シード校の向陽が和工を7―2で下した。

◇第2試合

TEAM123456789
和歌山東0000000000
有田中央10000000X1

〔東〕石山、辻―明渡詢〔有〕小澤―北山▽2塁打=平木、松下(有)

初回に失策から1点を失った和歌山東は、5、6、9回に得点圏へ走者を進めたが、いずれも後続が倒れ得点を奪うことができなかった。守っては石山、辻の継投策で9回を1失点に抑えたが、大会初勝利はならなかった。

◇第3試合

TEAM123456789
熊野1000000001
和商000001001x2

〔熊〕武田―湯本智〔和〕西村天―西村浩▽2塁打=坂上(熊)甲田、池尻(和)

1点を追い掛ける和商は6回裏、無死2、3塁と好機を広げ、西村浩の犠飛で同点とした。同点のまま迎えた最終回は、1死から池尻が左中間を割る2塁打で好機を演出すると、続く高畑の打球は内野手の悪送球を誘い、池尻が一気に生還。サヨナラ勝ちで3回戦に駒を進めた。

田中監督は「もう一度センター方向への打撃を意識して、起動力を生かして挑みたい」と話していた。

◇第4試合

TEAM123456789
和工1000000012
向陽00020104X7

〔和〕玉井、崎浜―藤阪〔向〕東山拓―津村▽3塁打 辻本(向)▽2塁打 松崎(和)津村、後藤(向)

4回、1死2塁から同点となる左前適時打を放つ東山拓(向陽) - 和東初勝利ならず 和商、向陽は3回戦へ
4回、1死2塁から同点となる左前適時打を放つ東山拓(向陽)

向陽は1点を追う4回、1死2塁と攻め、東山の左前打で同点。さらに連打で満塁とし辻岡が押し出しの死球で逆転した。8回には、4長短打などで4点を追加した。投げては先発東山拓が9回を2失点の完投でチームに貢献した。

石谷監督は「玉井投手を攻略できたことは自信になった。次も冷静に戦えるように臨みたい」と話していた。

和工は初回、2死2塁から藤阪の右前適時打で先制。6点を追う最終回には、松崎の左中間2塁打で1点を返し、その後も満塁と好機をつくったが、後続が倒れた。

◇第1試合

TEAM123456789
紀北農芸0000000000
笠田00000210X3

〔紀〕瀧井―谷口〔笠〕宮本―西川▽3塁打=平田(笠)▽2塁打=谷口(紀)宮本(笠)





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