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2011年07月22日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

海抜表示見やすく 塩津地区が地面にシール

見やすい地面に海抜表示のシールを貼った

見やすい地面に海抜表示のシールを貼った

東日本大震災の教訓を生かし、 海南市下津町塩津地区の住民でつくる 「塩津区防災会」は、 海抜表示のシールを目に付きやすいように地面に貼る独自の作業を実施している。

海抜表示は主に電信柱や建物の上の方に貼られているが、 「特にお年寄りなどは見上げないと分からない」 として計画。 市が約19カ所に表示している海抜表示を参考に、 ラミネート加工した紙のシール (5・7・10メートル) を地区内約50カ所の地面に貼った。

同地区は海岸部にある港町。 海岸に沿って集落が密集し、 入り組んだ細い路地や階段で各家が結ばれている。高い所で海抜50メートルはあるといい、 津波襲来時は早く逃げれば免れるが、 海が近いことから住民たちの津波に対する意識も高い。

ことしで発足8年目になる同会は、 機材の点検や自主訓練などで年間約50回活動している。昨年の夏には、 洗濯やトイレなどの生活用水を確保しようと、 手押しポンプ式の 「防災井戸」 を導入し、 本年度も1台新設。 既存も含めて計5台設置している。 緊急時に備え、 住民の家族構成や連絡先などをまとめた 「防災住民台帳」 も、 9割以上の家庭を網羅している。

同会の東海義弘会長 (70) は 「人の命を守ることが第一です。 目につきやすい地面に海抜シールを貼ることで、 津波に対する意識もさらに高めていきたい。 できることからやらないと」 と話している。





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