2011年07月25日

00.社会

オーストラリアの歌手が被災地支援コンサート

円熟の歌声とギターで魅了するロードナイトさん

円熟の歌声とギターで魅了するロードナイトさん

ブルース、 ジャズ、 ゴスペル、 フォークなど幅広い音楽キャリアを持つオーストラリアの歌手マーガレット・ロードナイトさんが23日、 和歌山市島崎町のじゃんじゃん横丁にある 「珈琲もくれん」 で東日本被災地支援チャリティー・ワンコインコンサートを開いた。 8月の 「はこだて国際民俗芸術祭」 に招待されたため初来日し、 以前から交流がある和歌山大学観光学部の加藤久美教授の招きで来和。 この日が市内チャリティーキャンペーン第一弾となった。

ロードナイトさんは、 ことしでキャリア48年のベテラン。 ギターを弾きながら、 おなじみの 「サマータイム」 や自身の代表曲 「Girls in Our Town」 などを披露。 使い捨て社会や原子力発電を問うプロテストソングも歌い、 さまざまに変化するパワフルな声と、 自由自在なギター奏法、 ユーモアたっぷりのトークで聴衆を魅了した。

聴き入っていた岩出市の村田衣美さん(42)は、 「言葉が分からなくても、 生で聴くと内容が伝わってきますね。 広島を歌った 『雨が降っている』 が心に響きました」 と話していた。

ロードナイトさんは28日午後0時半から、 和歌山大学観光学部棟(同市栄谷)での 「ウッディコンサート」 (無料)にも出演。 29日午後7時からは、 ぶらくり丁のみんなの学校でチャリティー・ワンコインコンサートを開く。 収益は全額、 「支える人を支える基金」 を通じて被災地支援に充てられる。

問い合わせは加藤教授(TEL090・4830・5938)。





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