2011年07月26日

00.社会

国体まで全線開通を 京奈和道路

県京奈和自動車道建設促進協議会(会長=大橋建一和歌山市長)の通常総会が25日、和歌山市のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で開かれ、国が事業計画で示した平成27年に、同市や岩出市を通る紀北西道路完成の計画が遅れないように要望する決議案を採択した。


同協議会は、平成3年の設立で、県内の4市3町と経済団体の19団体で構成。京奈和自動車道は、総延長約120キロ(和歌山市~京都市間)で、県内の延長は40.4キロ(橋本市~和歌山市間)。そのうち橋本道路(11.3キロ)は供用を開始し、紀北東道路(16.9キロ)も一部で供用が開始されている。国は同道路を同25年、紀北西道路(12.2キロ)を同27年に開通する計画を告示している。

総会では、大橋市長が「この道路は和歌山の浮揚と飛躍のチャンスになる。災害時には県民の命を守る道になる。予算確保のために国に対して継続的に声を掛け続けたい」。岸本周平と石田真敏の両衆院議員らもあいさつした。決議は、同27年の「紀の国わかやま国体」までの開通▽県全体の経済・産業を活性化させ、県民の利便性を最大限向上させるために、他の基幹的な道路ともリンクされるよう整備を進めてほしい▽紀北東、西の両道路の開通に伴い発生するインターチェンジ周辺の交通渋滞の対策を講じてほしいなどとしている。





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